「人気パン作家・パン丸がうちに！自信満々のちくわ様が挑む、宮城県のパン界覇者決定戦！」

「えとふぇ」人気なら、私が作ったパンならもっとだ。そんなことを考えていたちくわだった。今日もいつものようにパン作りをしていると、お客さんが入ってきた。そして、そのお客さんはとんでもない人物だった。彼の名前は「パン丸」。

パン丸は宮城県で一番有名なパン作家だった。その彼がうちに来るなんて、自分のパンに自信を持っているちくわもビックリしてしまった。

「君のパン、食べてみていいか？」とパン丸が聞いた。

ちくわは緊張しながら作ったパンを出し、パン丸に差し出した。パン丸がかじりつくと、顔が一変した。

「お前、このパンは何だ！？これは宮城県で一番だ！」とパン丸は驚愕の声を上げた。

ちくわはうれしくて、思わず笑顔になってしまった。　

そして、次の日には宮城県で一番美味しいパン屋として、ちくわの店が認められた。

【評価】
■この小説のちくわ様自己採点：
感動的：6
笑える：2
悲しい：0
夢がある：8
怖さ：0
合計点：16