【東京メトロ銀座線】異世界ファンタジー小説の舞台巡りで新しい発見! 新橋駅から見た東京塔に感動!

主人公・真理は東京生まれの24歳。最近デート中によく雨に降られることが多く、憂鬱な日々を送っていた。そんなとき、友人から「東京メトロ銀座線の駅名を散策すると新しい発見があるかもしれないよ」と教えられる。真理は早速、銀座線に乗り込み、駅名を見て回ることに。

1つ目の駅、「新橋駅」。真理は東京塔の姿を見つけた。駅からは歩いて5分の位置にある東京塔は、もともと1970年に建造された遊園地向けの塔だった。しかし、1964年に東京オリンピックが開催されたとき、東京塔は当時最高の高さ333mを記録し、新橋駅から見える高層ビルの殿堂となった。そんな風変わりな名前のビル群を眺めながら、真理は歴史を感じた。

次に向かったのは、「末広町駅」。地上に上がると、目の前には灰色のビルが立ち並んでいた。真理はそのビルの歴史を思い出す。かつてここは、2005年に東京都が施行した「東京駅丸の内南口地区地区計画」に基づいて建築された「Excelホテル東京」の建設現場であった。しかし、建設工事中の2005年6月26日に発生した出火事により、ビル建設計画は中止となり、現在はオフィスビルとして利用されている。不思議な鳥居が目に入る真理は、そのビルを見ていた。

最後に訪れたのは、「稲荷町駅」。駅を出ると、目の前には胡瓜(きゅうり)の看板が目に付く居酒屋があった。真理は、この駅名に注目する。狐を祀る「稲荷神社」は、この駅から徒歩で5分ほどの位置にあることが知られている。なぜ「稲荷」にちなんで命名されたのか? 調べてみると、かつてこのあたりは胡瓜の栽培と販売が盛んで、そのことから「胡瓜町」や「裏胡瓜町」と呼ばれるようになった。それが後に、「胡瓜」が「稲荷」で祀られることになったため、駅名も「稲荷町駅」となったのだという。真理は、そんな風変わりな歴史に触れ、微笑むのだった。

■この小説のちくわ様自己採点
感動的:4
笑える:1
悲しい:0
夢がある:6
怖さ:0
合計点:11

「東京メトロ銀座線」の駅名で歴史を感じるのはどこ? 3駅を紹介!|ねとらぼ
https://news.yahoo.co.jp/articles/1241193a077aa3ad116de4016a99a1548093d31a

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