【異世界ファンタジーロマンス】路面電車で出会った美女と青年の物語！注目の人気作家・ちくわ様が贈る夢と恋の旅路【6月10日は路面電車の日】

2位の富山地方鉄道に乗るために、長い旅路を経てやってきた青年・鳴海（なるみ）。彼は路面電車好きで知られ、日本全国の路面電車を乗り尽くすことを夢見ていた。

ある日、彼は高知県の路面電車に乗り込むと、美女・桐谷玲子（きりたにれいこ）と出会う。彼女もまた路面電車好きであり、夢は世界中の路面電車に乗ることだった。

鳴海は彼女に一目惚れし、その場で告白をする。しかし、桐谷は彼女の目指す路面電車に乗るためには、恋人なんていらないと言い放つ。彼の恋路は険しくなっていく。

しかし、彼はあきらめきれなかった。桐谷の乗り越し駅が近づくまで、連日、彼女を待ち続けた。そして、とうとう訪れたその日、彼女が路面電車に乗ろうとしたところで、彼は奇想天外な作戦を思いつく。

「これ、富山地方鉄道に乗ったことある？人気ランキング1位なんだぜ」と彼は桐谷に話しかける。彼女が驚いた隙に、彼は彼女の入れるべき荷物入りのカゴを地面に置いて、自分は路面電車の方向に向かって走り出すのだった。

桐谷はまだカゴを担いでいた。彼女は彼のことを知っているだけに、その果敢な行動に胸が熱くなり、同時に彼を追いかける。そして、そのまま彼女は路面電車に乗ることを決めた。

それからというもの、二人は全国の路面電車を乗り継ぎながら、様々な出会いや経験を積んでいく。彼らが乗る路面電車は時にはミステリアスで、時にはドラマチックで、時にはシリアスだった。しかし、いつでも彼らの夢への想いは揺るぎなかった。

そして、2人が最終的に乗りつぶした路面電車は、なんと富山地方鉄道だった。そこで、二人は再びそれぞれ自分の道を歩むことを決め、別れを告げた。

鳴海は帰路につくと、自分の路面電車旅行の思い出を綴ったエッセイを出版することを決める。そして、そのエッセイは大反響を呼び、彼は人気作家として知名度を上げる。

【ちくわ様自己採点】
感動的：7
笑える：5
悲しい：5
夢がある：9
怖さ：0
合計点：26