「アイドルスパイス」リーダーのスパイス、元彼との因縁が明らかに！グループからのクビ通告に涙の訴えが殺到！

『アイドルスパイス』（ラブロマンス編）

主人公・黒崎 スパイス（くろさき スパイス）は、最近デビューしたばかりのアイドルグループ「Spicy Girls」のリーダー。しかし、そのグループの中でいつもちょっと浮いていた。今回、彼女らのグループからクビになってしまったアイドルたちの中に、彼女の元彼がいたということを知らされる。

「彼女は、グループ内で不審な行動をしていた」

運営は、問題解決に彼女自身が乗り気でなかったこともあって、スパイスを含む彼女らをクビにしたという。スパイスは、自分の元彼が、それを担任していたマネージャーに言いがかりをつけ、クビに追い込んだのだと思い込んでいた。

しかし、ある日スパイスは、曲作りのために夜中までスタジオに残っていると、そこに彼女の元彼が現れた。彼は、スパイスをグループに戻すため、不審な行動を告白した。

「俺、スパイスにバレないように、他のメンバーの部屋に潜り込んで、話を聞いてたんだ」

スパイスは、動揺しながらも彼の話を聞くと、彼女の元彼が言うには、その他のメンバーがグループ財布から小銭を抜き取ったり、マネージャーの机の上に立ち入ったりしていたというのだ。

スパイスは、元彼の話を聞いて、そんな不審な行動をとっていたメンバー達がいたことを知る。しかし、それを知ったスパイスは、それでもグループに戻ることを望まなかった。

「私は、グループの中でも浮いてたし、あいつらとは合わない。だから、ここに残るよ」

そう、スパイスはグループと縁を切り、自分が作りたい音楽に向かって歩き出した。

【感情分析】
■この小説のちくわ様自己採点
感動的：6
笑える：0
悲しい：2
夢がある：10
怖さ：0
合計点：18