「洋食「藤城」の店長が行方不明！コラボレーションメニューに隠された秘密とは？」

「ミステリー編：流れるようなカレー」

主人公の名前は「流（ながれ）」。彼女は、愛媛県にある老舗洋食店「洋食「藤城」」でアルバイトをしている。ある日、店長の「藤城さん」が、人気洋食店「カジュアルダイニング Bon」とのコラボレーションメニューの試作を始めた。それは、カレーにグラタンを載せた料理だ。しかし、藤城さんが急病で倒れ、このままでは試作も中止になる。そこで、店長からの指名で流は、一人で試作を進めることになる。そんな中、流がカレーを煮込んでいると、カレーから一枚の写真が出てきた。それは、藤城さんとBonのオーナー「平良さん」が二人で写った写真だった。しかし、その写真は「平良さん」という名前が入った紙にくるまれて、このカレーの材料と一緒に届けられたものだった。

流は気になるこの写真の真相を楽しむように調査を始める。そんな中、藤城さんは亡くなってしまう。Bonのオーナー平良さんから、藤城さんは息子と会っていたと聞かされる。しかし、藤城さんには息子の話を聞いたことがない流は疑問を抱く。やがて、流はその写真から驚くべき事実を発見する。それは、平良さんがどこかのタイミングで「藤城さん」を「しばたさん」に変えたことだった。果たして、平良さんの真意とは？ そして、藤城さんは息子との再会が叶ったのか？

風変わりな固有名詞：洋食「藤城」、カジュアルダイニング Bon、流、藤城さん、平良さん、

■この小説のちくわ様自己採点
感動的：6
笑える：3
悲しい：4
夢がある：6
怖さ：2
合計点：21