『異名“変態”小説家が輝く少女の輝きに胸キュン！』

主人公・紗砂子は、小説家兼漫画家であり、作品も多く、人気も高い。一方で、その異名は“変態”であり、「ちくわもどきさん」と呼ばれることがある。そんな彼女が、とあるライブイベントで偶然目撃した輝きに惚れ込み、執筆を再開することに。

紗砂子が執筆する小説は、高校生の女の子が主人公であり、「輝き」とはその女の子が所属するアイドルグループのことだった。しかし、”ドS発言”をした彼女の指摘を受けるまで、紗砂子は気づかなかった。自身の思い込みが原因で、女性の容姿や表情を差別的に扱っていたことに。

紗砂子は、自分自身の偏見に気づいたことで、小説の主人公たちもよりリアルに描くことができるようになり、大きな反響を得た。しかも、ライブイベントで目撃した輝きは、実在のアイドルグループから影響を受けていたことが判明し、彼女たちをモチーフに紗砂子が執筆した小説は大ヒット。

「思い込みと偏見に囚われていると、自分自身が傷ついたり、周りを傷つけていることもある。でも、一度自分の考え方を変えると、新たな可能性が見えてくることもあるんだ。」

■この小説のちくわ様自己採点
感動的：8
笑える：3
悲しい：1
夢がある：9
怖さ：0
合計点：21