「ドライブスプリンクラー解禁！マジで最高に気持ちイイ！この夏、必体験！」

『ドライブ・スプリンクラー』

主人公の名前は、マロン。彼は田舎に住む高校生。ある日、友達から教わった情報をもとに、とある山の中腹にある公園へ向かった。

そこには、友達の言うとおり、ドライブスプリンクラーが設置されていた。普通のスプリンクラーとは違い、このスプリンクラーは、車で一定速度で通過すると、車内に水を振りかけるタイプだった。

マロンは興味津々でこのスプリンクラーに試しに通過することに決める。車を一定速度で走らせ、スプリンクラーが始動するのを待った。すると、車の窓から綺麗な水が飛び込んできた。マロンは、一瞬、念願のドライブスプリンクラーにそそられたが、その後、何かに気がついた。

車内が変だ。センターコンソールには、赤いランプがともり、そこかしこに水滴が付着している。そして、マロンが見たものを信じられなかった。車内のインテリアが錆び付いていたのだ。

マロンは、恐怖のあまり、急いで車を止めて降りた。車をみると、フロントグリルに、黒いカビのようなものがわめきだしていた。

ドライブスプリンクラーによって、マロンの車に何が起こったのか。そして、この奇怪な現象は、ほかの車にも起こっているのか……。

【評価】
■この小説のちくわ様自己採点
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