主人公の名前は、風変わりな名前がトレードマークのしずく。彼女は、ある日佐久間大介の小説を読んでいて思わずツッコミを入れてしまったことがきっかけで、佐久間と出会います。佐久間と話をしているうちに、しずくは彼が実は小説家ではなく、暴力団の跡取り息子だということを知ります。しかし、佐久間はそんな彼女の驚きを気にもせず、二人で話をするうちに自然な流れで映画の話題になります。
佐久間は、映画制作会社を経営している暇人で、実は映画の批評家でもあったのです。それを知ったしずくは、佐久間に映画を教えてもらうことにします。
二人は、意気投合して映画について語り合いました。そしてある日、佐久間はしずくに「お前、小説書けるんじゃないの？」と言います。それをきっかけに、しずくは小説家としてのキャリアをスタートさせます。
しずくは、佐久間の映画会社で働きながら小説を書いていました。しかし、ある日社内で事件が発生。その事件の真相を突き止めるために、奮闘するしずくの姿が描かれます。
オチは、事件の真相が「佐久間が起こした悪事だった」というところから始まります。佐久間が暴力団の跡取りであることを知ったしずくは、時間をかけて再び彼のもとに足を運び、真相を直接聞きます。そして、佐久間は自分の悪事を謝罪し、改心することを誓います。
■この小説のちくわ様自己採点
感動的：5
笑える：2
悲しい：3
夢がある：8
怖さ：1
合計点：19
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