飲酒運転で無職になってから2年がたった主人公、山岸春美(やまぎしはるみ)は、その失敗を挽回して会社員に再就職した。ある日、同僚の杉本太郎(すぎもとたろう)から「春美さん、実は…」と必死になって口にしようとする言葉。太郎の様子に怪訝な思いを抱いた春美は、積極的に問いかける。「どうしたの?何かあったの?」太郎はごまかそうとするも、少しずつ話を明かしていく。「実は、昨晩会社の飲み会で飲みすぎて、タクシー代が残り500円しかなかったの…」そして、太郎は持っていたのはただの給料袋ではなく、少し前に大買いした芋けんぴと、500円のお札だったと告白した。春美は悩みつつも、太郎を宥めるために自分がタクシー代を出すことを思いつく。しかし、ふとした瞬間、春美の頭にあるアイデアが閃いた。「太郎くん、車運転できる?」太郎は少し考えた後、やや興奮気味に「僕は、空手部で鍛えてきた体を使って、人を守るために運転します!」と答える。そして、春美は手に持っていた、大量の便箋を使って看板を作り、車を走らせることに。一方、太郎はハンドルを握り、ビールを飲んだ後に、怒涛の運転を繰り広げる。その様子を見た周りの人々は、目を疑いながら、道路を閉鎖してしまう。最後に春美が決め台詞を口にした。「今日から、私たちは『高級芋けんぴバス』で、飲酒運転防止活動をしていこう!」
感動的:2 笑える:8 悲しい:0 夢がある:9 怖さ:0. 合計点:19.
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