風変わりな名前を持つ女性、ペンペンは、大好きな小説を書きながら暮らす日々を送っていた。ある日、突然の地震に襲われ、家が倒壊してしまう。彼女は必死に逃げ出そうとしていたが、落ちていた本につまづいて倒れてしまう。目が覚めたとき、そこは見たこともない場所だった。何が起きたのか、戸惑うペンペン。すると、一人の男性が現れた。「君は、ここがどこか知っているか?」男性を見上げた瞬間、ペンペンの心臓はドキリと止まった。彼の美しさに、彼女はまるで思考がストップしてしまったかのように感じた。彼の名は、アラシ。アラシはペンペンに、「この場所は異次元空間の一つだ。地震のとき、君の本によって開かれた扉を通って、この世界に来たんだ」と説明した。ペンペンは、どうやら自分は小説の中に入り込んでしまったらしいと悟る。だが、アラシは小説の主人公であり、ペンペンは名脇役の一人だった。彼女はアラシや他の登場人物たちの行動を監督しながら、小説の進行を描き始めた。
■この小説のちくわ様自己採点 感動的:7 笑える:5 悲しい:3 夢がある:8 怖さ:2. 合計点:25
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