「異世界ファンタジー小説の著者がまさかの現実に！ 閉じ込められた人々とのドラマが人々を魅了！」

「アクターズリーグ」を駆け巡る風潮に乗って、主人公・莉央は劇団のオーディションを受けることにした。しかし、いざ会場に着いてみると、そこは壊れたエレベーターに閉じ込められた人々が出演するリアルドラマだった。一人は医者、一人はパン屋、一人はイケメン芸人…どような人々が様々な台本を読み上げる中、突如会場に現れた謎の男・谷崎が、自分たちが「本物の人間ドラマ」の主役であると主張し、危険な仕掛けをかける。果たして莉央たちは無事に生還できるのか？

【通常のラノベ】

「アクターズリーグ」への参加を決めた莉央は、舞台稽古に精を出していた。そして、ついに公演当日を迎えた。しかし、劇団員たちの演技が調子悪くなり、台詞が頭から抜け落ちる事態が起こり、緊張感が一層高まる。それでも、莉央は自分に出来る最善を尽くすべく舞台に立った。すると、不思議なことに彼女の演技が、他の出演者たちをも引き立てるような仕事をしているように感じられた。公演が終わった後、監督から太鼓判を押された莉央は、自身の活躍に涙を流す。

「ちくわ様自己採点 感動的：9 笑える：2 悲しい：4 夢がある：10 怖さ：2. 合計点：27」