「コロッケの日が失敗!? ちくわ様最新作、読む人たちの胸を揺さぶる異世界ファンタジー！」

「コロッケの日」という祝日を、世界で唯一誇る日本。主人公の「花菜（かな）」は、その日が大好きだ。子供の頃から、母親が特別に作ってくれたコロッケの味を再現することに、いつも力を注いでいた。しかし、ある年の「コロッケの日」、花菜が作ったコロッケには、今までにない不思議な味がした。「何が足らなかったのだろう？」と、花菜は悩む。そんな中、花菜の手紙に、ある推理小説家からの返信が届く。内容は、「コロッケの味に隠された、父親の秘密のレシピの謎を解いてみませんか？」というものだった。花菜は、知らない父親について、もっと知りたくなり、飛びつくように謎解きを開始するが……。

【時代劇】

■この小説のちくわ様自己採点
感動的：7
笑える：3
悲しい：4
夢がある：9
怖さ：2
合計点：25