【衝撃】有名うなぎ店店主が謎の失踪！―― 菜々子が織りなすミステリー事件とは？

（ミステリー）

主人公の名前は「菜々子（ななこ）」。菜々子はとある町で有名なうなぎ店「青柳」に勤めていた。ある日、店主の青柳さんが突然消息を絶ってしまった。店の中には血の跡があり、何者かに襲われた形跡があった。警察は事件と断定し、犯人を探し始めた。しかし、進展はなく菜々子は心配になり、自分で調べ始めた。

青柳さんと仲の良かった従業員から話を聞き出した菜々子は、最後に青柳さんが入った車の鍵を発見する。車には昭和初期の元首相「若き獅子」というステッカーが貼られていた。

菜々子は「若き獅子」という言葉から、青柳さんが故郷・滋賀県近江八幡市出身だと思い当たり、出身地の情報を集め始めた。すると、「若き獅子」というステッカーを運転するトラックがあることを発見する。

菜々子は「若き獅子」のトラックを見つけ、後をつけていく。そして、トラックが向かった先には、青柳さんが縛り付けられた状態で発見された。青柳さんは何者かに拉致され、縛り付けられていたのだった。

犯人は、「青柳」という名前に憧れた人物だった。青柳さんが「青柳」という苗字を名乗り、有名店を経営していることに嫉妬し、青柳さんを誘拐、さらにうなぎ店を燃やそうと謀ったのだった。

菜々子の捜査が功を奏し、犯人は逮捕された。青柳さんも無事であったため、店の営業を再開することができた。

■この小説のちくわ様自己採点 感動的：6 笑える：1 悲しい：1 夢がある：2 怖さ：7. 合計点：17