『タイムカプセルからの贈り物』主人公の名前は篠崎あおい。ある日、彼女は祖母から古いタイムカプセルを渡される。中には古い手紙が入っていた。手紙は、篠崎家を代々護ってきたある秘宝が、持ち主の誰かに託すために隠された場所を伝えるものだった。
あおいは、手紙の内容を調べ始める。しかし、いろいろな手掛かりを追っても、真相にたどり着けなかった。そんな中、あおいは夢の中で、昭和の時代にタイムスリップする。そこで、祖母が若い頃に秘宝を見つける瞬間を目撃する。
あおいは目が覚めると、昭和の時代に戻っていた。そして、自分が祖母になって秘宝を持つことになることがわかったのだ。
時を超え、自分の祖母と再会したあおいは、秘宝の品定めをする。その中から、彼女は祖母から受け継がれた変わった名前の「みかんぼうし」を選び、自分の所有とすることにした。
帰路につくあおいだが、帰り道で自転車が故障してしまう。そこで助けてくれたのが、昭和の時代に生きる青年・田中陽介だった。
二人は意気投合し、恋の芽が生まれる。しかし、あおいは現代に戻らなければならない。その時、陽介はあおいに「タイムカプセルからの贈り物」と題した手紙を渡した。それは、あおいが陽介と会う前に書いたものだった。
手紙を読んだあおいは、悲しさとともに、誰よりも先に知り、成すべきことを行っている自分自身に感動する。
感動的：8
笑える：2
悲しい：7
夢がある：9
怖さ：0
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