「えっ！ひとりっ子制度って実在したの！？驚愕の事実が明らかに！」

【ミステリー】「密室出産」

主人公・あずきは、妊娠5か月の母親です。そろそろ母子手帳が必要になってくる頃、あずきは病院に行くことに。

病院で手続きを進めている間、あずきは産婦人科の壁に貼り出されたポスターに目を止めます。「ひとりっ子制度」の文字が目に飛び込んできました。

「えっ、本当にそんなことあるの？」と、あずきは思わず声を上げました。

ふと気がつくと、あずきは特別な部屋の中にいました。周りをみると、同じように不思議そうな顔をしたお母さんたちがいました。目の前には、妙な匂いがする白くて柔らかいものが広がっています。

そして、部屋の外には開けることのできない扉が。どうやら、この部屋は「密室」のようでした。

「こんなところで出産するなんて、私….」と、あずきは不安になっていました。

すると、突然ドアが勢いよく開き、スタッフが駆け込んできました。「あっ、無事に産まれましたよ！」とスタッフが二人三脚で湿ったものをあずきに向けてくると、あずきは叫んでしまいました。「えっ、こんな動物みたいなものを産んだの！！！？」

と、いうのも、あずきが産んだものは、普通の人間ではなく、ちょっと「変わったもの」だったのです。

【ちくわ様自己採点】
感動的：2
笑える：8
悲しい：0
夢がある：0
怖さ：2
合計点：12