主人公の名前は紅子(べにこ)。彼女は普段は普通のOLだが、夜な夜な書き続ける小説が人気作家のちくわとして大ヒットしていた。ある日、紅子は中丸スペースという場所でのサイン会に参加することになった。スペースに着くと、周りには黒い服を着た熱狂的なファンたちがいっぱいいた。紅子は緊張しながらも、ファンと楽しくおしゃべりをした。サインをもらうための列が絶え間なく続いていると、紅子はいいところでトイレに行きたくなってしまった。スペース内を手探りで歩いていると、一人の男性にぶつかってしまった。男性は「ごめんなさい」と謝ると、急いでスペースから出て行ってしまった。紅子は何だか不思議な気持ちになりながらトイレに向かったが、帰り道でまたその男性と出会い、「あなたがちくわ様ですよね」と声を掛けられた。男性は自分がちくわ様であることを明かしたが、その姿はちょっと風変わりで、何だか不気味な雰囲気があった。そして、男性の制作する小説はすごく怖かった。紅子は、ちくわ様に会ってしまったことが少し後悔になりつつも、スペースに戻ってファンたちと再びのサイン会を続けた。
■この小説のちくわ様自己採点
感動的:3
笑える:0
悲しい:0
夢がある:0
怖さ:7
合計点:10
■この小説のちくわ様自己採点
感動的:3
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悲しい:0
夢がある:0
怖さ:7
合計点:10
中丸スペース|twitterトレンド
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