【感動】謎の薬草師が差し伸べた手　偶然出会った彼女が救った命とは？！

昔々、浪人生だった主人公の塩田鱈子（しおだ たらこ）は、ある日南国で偶然出会った謎の薬草師、マダム柿ピー（かきピー）に出会う。柿ピーは奇妙な容姿であり、まるで別世界の人間のような印象を与えるが、鱈子は彼女の説明を傾聴する。

「この薬草は、妊婦でも飲めるんだって」

鱈子は興味深そうに柿ピーを見る。

「でも、それ以上に驚きなのは、これが万能薬だってことだよ」

「なんだって！？」鱈子は耳を疑った。

やがて、鱈子は柿ピーと共に旅をする中で、その驚くべき薬の力を目の当たりにすることになる。妊婦はもちろん、誰でも飲める薬が不思議な体験を生み出す。震災で仕事を失った人々、悲しい思いをしていた人々、そして病気に苦しむ人々にも、この謎の薬は奇跡のような力を持っていた。

鱈子は、この薬草を広めるために世界中を旅する柿ピーに共に同行するうちに、その恩恵を多くの人々に与えることができると確信する。そして、鱈子は今までの空虚な日々から脱却し、柿ピーとともに“薬の旅人”となっていくのであった。

■この小説のちくわ様自己採点
感動的：6
笑える：3
悲しい：2
夢がある：8
怖さ：0
合計点：19