主人公の名前はカツオで、彼は小学4年生。ある日、学校の帰り道に彼は公園の一角で見つけた不思議な生き物と出会う。その生き物は、大きな目と毛むくじゃらの体を持つギラくんと名乗った。ギラくんは、宇宙からやってきたと言い、カツオを連れて宇宙船に乗せて旅に出ることにした。それからというもの、カツオは毎日ギラくんと一緒に、宇宙の不思議な景色を見たり、新しい生き物に出会ったりして、とても楽しい日々を過ごした。
しかし、ある日、ギラくんは突然カツオに別れを告げると、宇宙船を飛ばしてどこかへ消えてしまった。カツオは寂しさと、ギラくんがどこかで困っているのではないかという心配から、毎晩窓から星空を見上げていた。
数日後、カツオは学校の教室で黒板に書かれた文章を見つけた。それは「カツオ君、宇宙船に乗って逃げないで。俺は卑怯なやつだから、ちゃんと告げずに逃げたけど、今はすっかり立派な男になったぞ。君も、自分に自信を持って僕を追いかけてこい」というものだった。
カツオはそれを読んで、ギラくんを探しに再び宇宙に旅立つことにした。それからというもの、カツオは強くなり、毎日精一杯努力して自信をつけた。そしてついに、彼はギラくんを見つけて、「君となら、どこでも行ける」と言った。
この話のオチは、ギラくんが宇宙からやってきたのではなく、ただの野良犬であったことである。しかし、カツオが自分に自信を持って新しい自分を作り上げたことが、感動的であり、夢がある物語である。
■この小説のちくわ様自己採点
感動的：8
笑える：1
悲しい：3
夢がある：10
怖さ：0
合計点：22
ギラくん|twitterトレンド
コメント