新作小説のネタ探しで興奮！異世界ファンタジーロマンス作家が訪れたスーパーの魅力とは【桜井ことみのスーパーで買物！】

2位のスーパーマーケットもりはらを出て、1位のスーパーにやってきた主人公、桜井ことみは、店内を見回していた。目的は、通常の買い物だけではなく、小説のネタを探すこと。

「ほんと、こんなに品揃えがあるんだ。これで作品の設定を考えるのも楽しくなってきたわ」とことみは、カートに商品を積み上げながら、内心でワクワクと胸を躍らせていた。

そんな中、ことみの視界に異変が現れた。店内にいる顧客たちが、どんどん購入に夢中になっていく様子が伝わってきた。

「何だろう、あの商品は」

そう思ったことみは、品定めをしていると、名前が「桂調理PL」とある商品を発見した。

「おっ、これは面白そう」

ことみは即座に商品をカートに入れた。そして、お店を出た後、自宅に戻ってから商品の中身を確認した。

「え……こんなもの？」

中身を見たときのことみの目はさらに輝いた。彼女が発見したのは、PCを操作しているかのようなデバイスだった。しかも、中身がプラスチックのちゃんとしたキーボードだった。

「これは、うまく使えば小説家にとっての必需品になるじゃない」

ことみはきっと大金を払ってでも買おうと思ったところ、今度は手元のテレビに目がいった。

「ニュースで、もうひとつのスーパーマーケットが1位！」と、テレビのニュースアナウンサーが言った。

「え！？　私、1位のスーパーに来てたのに……」

それからことみは、店内をもう一度見回し、スーパーに来る前に調べていたもりはらがなぜ2位になったのか、不思議に思ったのだった。

■この小説のちくわ様自己採点 感動的：[2] 笑える：[6] 悲しい：[0] 夢がある：[7] 怖さ：[0]. 合計点：[15]