“愛されオウムに続く! 時代劇ファンタジー『瞳と旅人翔』が心に残る”

『愛されオウムの秘密』(時代劇)

主人公・瞳は、江戸時代の動物商を営む家の娘。家族とともに動物たちを育て、売買して生計を立てている。ある日、瞳は気になるお客様に出会う。名前は翔という旅人で、凛とした眼差しと魅力的な容姿に瞳は心を奪われる。

その日から、家に翔が来ることが増えた。そんなある日、翔が家に連れてきたのは、見たこともない美しいオウムだった。翔が話していると、オウムの名前は文さんという名前だそうだ。

瞳は文さんに興味津々で、数日後に文さんを撫でなでていると、文さんはお腹を触ると怒り出してしまった。翔も「文さんはお腹を触られると怒ります。でも、なでてあげると大丈夫ですよ」と瞳を励ましてくれた。

そんな瞳は、ある日文さんに唯一なでてもらうことに成果を感じ、文さんと一緒に成長することを決心するのであった。

結局、瞳は翔に恋をし、文さんも瞳に懐いていった。翔もまた、瞳に想いを寄せていたが、家族の力量を超えていたため、身分違いの恋だと諦めざるを得なかった。

しかし、ある日翔が文さんを連れてやってきて、瞳にプロポーズをした。そこで翔は、文さんが瞳に触らせてくれるのは瞳が文さんを本当に愛しているからだと伝えた。

それから、文さんは翔と瞳の間で愛情を分けあいながら、幸せに時を過ごすのであった。

■この小説のちくわ様自己採点
感動的：7
笑える：2
悲しい：3
夢がある：8
怖さ：0
合計点：20