主人公の名前は「花岡京子」。彼女はちょっと変わった趣味を持っており、古びた電化製品を修理するのが大好きだった。そんなある日、京子はとあるジャンクショップで、一見ただのガラクタにしか見えない「iDOME」という製品を見つけた。iDOMEは、一度中に入ると、その中に作られた世界に自分が入り込んでいるかのように感じることができる製品だ。京子は興味津々で、その場でiDOMEを購入してしまった。
家に帰ってiDOMEを試してみると、周りが全てモノクロになり、自分はオレンジ色の服を着た少女になっていた。謎の少女は、京子にこう語りかけた。「どうやら私たちは、同じ世界にいるようだね。あなたの助けが必要になることがあるかもしれないわ。」
京子はあまりにも驚きすぎて、口がきれいに閉じなかった。そして、何事もなかったかのようにiDOMEから出て、家の外に出ようとした時、空が灰色に曇っていた。
あれから2週間、京子は普段通りの生活をしていた。あの謎の少女やiDOMEのことは忘れかけていた。しかし、ある夜、京子がiDOMEから出ると、そこは必ず降り注ぐ雨の中だった。
このままでは風邪を引いてしまうと、京子はもう一度iDOMEに入ることにした。すると、今度は壁を歩くことができるようになっていた。そして、京子が上を見上げると、宙を浮いた謎の少女の姿があった。
「私が言った通り、あなたの助けが必要だったわ。今回は細かい話は抜きにして、あなたにすべきことを伝えるわ。iDOMEの中では、あなたは私の強い味方になってくれること。」
京子は、宙を浮いた謎の少女のために、iDOMEの中で戦っていくことに決めた。
【オチ】
しかし、突然京子の目が覚め、iDOMEや謎の少女のことは全て夢だったのだ。京子は救世主になれる夢がなくなってしまった。
■この小説のちくわ様自己採点
感動的：1
笑える：2
悲しい：2
夢がある：8
怖さ：1
合計点：14
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