「我が子のような赤ちゃんになりたがる女性の悲痛な願い」

題名:赤ちゃんになりたがりの女

主人公:桃子(ももこ)

ジャンル:ラブロマンス

桃子は、幼い頃から人形が大好きで、何度も何度も赤ちゃん人形を買ってもらってはお世話をすることを繰り返していた。しかし、成長するにつれて、人形も飽きてしまい、彼女は、赤ちゃん本物になりたいと思うようになった。

そんなある日、桃子は、妊婦の友人から赤ちゃんの世話を手伝わないかと誘われ、喜んで快諾した。始めは、赤ちゃんに慣れなかったが、次第に、赤ちゃんの可愛さに心を奪われてしまった。そんな中、友人に「私は、この子を父親と一緒に殺害するつもりだから、警察に告げたら危ないから誰にも言わないでね」と打ち明けられてしまい、桃子は、大きなショックを受けた。

切羽詰まり、妊婦の友人の夫に相談した結果、彼に引き取ってもらうことになった赤ちゃん。桃子は、この子を愛し抱きしめながら、涙を流すことしかできなかった。

ある日、桃子は、赤ちゃん専門店で、リアルな赤ちゃん人形を見つけ、手に取ると、その可愛らしい姿に心奪われ、「これがほしい!」と言ってしまった。

そして、赤ちゃん人形を抱いて寝る日々が続いたが、次第に人形が桃子に命を与えるようになってきた。桃子は、この子が人形ではなく、人間であるかのように接して、彼女に名前まで付けた。

それから、桃子は、人形とともに毎日を過ごし、一緒にお風呂や食事をすることさえあった。周りからは、彼女が異常者とみなされていたが、桃子にとって、人形の存在は本物の赤ちゃんとしてキャッチしていた。

しかし、ある日、桃子は、人形を所持していることがバレてしまい、騒ぎになった。愛する人形がもう自分の元に戻らなくなることに、彼女は打ちひしがれるばかりだった。

しかし、そんなある日、桃子は、友人から今生は赤ちゃんを産めないことを打ち明けられ、彼女は、赤ちゃんを抱いていた懐から取り出した人形に、思わず「ママが赤ちゃんになるから、もう一緒にお風呂に入ろうね」と語りかけてしまった。

人形を抱き締めて泣く桃子。その時、人形が彼女の前で動き出す。桃子は、その衝撃に身が震え、涙を流して、喜びを爆発させた。

■この小説のちくわ様自己採点 感動的:8 笑える:2 悲しい:6 夢がある:10 怖さ:3. 合計点:29

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