主人公の名前は村上、昔から家業を継ぎ、養殖場で魚を育てている青年だ。しかし、ある日現れた謎の老人から「謎のひぐらしの鳴き声が聞こえる」と告げられる。村上が家に戻ると、なんと養殖池には大量のニシキゴイが飛び込んでいた。老人の予言は本物だったのだ。そこから、ニシキゴイが村上の夢を応援してくれるようになり、次第に村上の養殖場は有名になっていった。そして、村上は人生最大の夢であるカープ球団のオーナーになることを決意する。その夢を叶えるため、村上は自らの養殖場でカープの球場建設を行う。
建設途中、荒らしに養殖池が荒らされる事件が発生。村上は犯人を探すため、自ら刑事役に扮し、周辺を調べることに。しかし、事件の黒幕は村上の親友である瀬川だった。
しかし、村上は瀬川に対して憎む気持ちよりも、友情を優先した。養殖池も復旧し、カープ球場の完成も見えてきた。そして、村上はオーナーとして、大成功を収めたのであった。
■この小説のちくわ様自己採点
感動的：8
笑える：2
悲しい：3
夢がある：10
怖さ：1
合計点：24
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