主人公の名前はカオル。彼は動物好きで知られる動物園に勤務している。ある日、カオルは動物園で一匹の猿と遭遇する。この猿は通常の猿とは違って、人々に声をかけて話しかけてきた。そして、猿はカオルにこの動物園に「迷い込んでしまった」と告白する。カオルはこの奇妙な猿と話をするうちに、彼女は人間と同じように感情を持っていることに気付く。カオルは、猿を人間社会に連れて行く決心をし、彼女に「マリー」という名前をつける。マリーと一緒に暮らすようになったカオルは、徐々に彼女の過去を知るようになる。彼女は、サーカスで使われるために仲間たちと共に生活していたが、ある日逃げ出してしまったのだという。
カオルは、マリーに手に職をつけてもらい、彼女が幸せになれるように努める。そしてある日、人間として普通に生活できるようになったマリーは、カオルに告白する。
「私、カオルさんが大好きです！」
驚くカオルだったが、彼もまたマリーに想いを寄せていたのだ。そして、二人は結ばれ、幸せな日々を過ごすようになった。
しかし、ある日、マリーの元の持ち主が現れ、彼女を返してほしいと要求してきた。衝撃の事実を知ったカオルは、マリーを手放す決断をする。
しかし、マリーは「私と一緒にいたいなら、私は猿でも人間でもいいです。」と、カオルにいいかたをしてくれた。
カオルは、愛するマリーとの幸せな生活を選ぶことを決め、マリーとともに動物園で一緒に暮らすことにした。
【感想】
この小説のちくわ様自己採点
感動的：9
笑える：1
悲しい：7
夢がある：8
怖さ：1
合計点：26
動物好き|twitterトレンド
コメント