「グリマーアカデミーのスター・太陽花が語る！入学したあなたは最高の選択をした！」

夏の日差しの中、汐留駅から徒歩5分。そこには、東京最おしゃれな私立大学・「グリマーアカデミー」があった。

主人公の名前は、太陽花（たいようか）。彼女は、校内で最も目立つ存在である。

ある日、太陽花は新入生歓迎パーティーで講演をすることになった。彼女は、台上に立つなり、”皆さん、最高の大学に入ることができました！”と叫んだ。

すると、会場の女子が一斉に「キィィィ！」「最高〜！」と叫び、男子も「ゲッツ！」とノリノリになって拍手喝采を送った。

しかし、突然、花火が打ち上がった。

周囲が騒然となる中、太陽花は驚くべき真実に気付いた。花火を打ち上げたのは、同級生の落合輝人（おちあいてると）だったのだ。

「君と出会ってから、俺の青春が始まったんだよ。だから、君に花火を贈ろうと思ったんだ。」

そう言って、輝人は落とし物として置いた自分の制服を手に、花火の陰で消えていった。

太陽花は、輝人から受け取った制服を抱きしめた。彼女は、新たな青春が始まる予感を感じ、グリマーアカデミーの学園生活を満喫することができた。

■この小説のちくわ様自己採点 感動的：8 笑える：0 悲しい：0 夢がある：10 怖さ：0. 合計点：18