「衝撃!えんぴつのこぶに隠されていた真実とは?母に聞いてもわからないその秘密に迫る!」

『えんぴつはなぜこぶがあるのか?』

主人公の蓮花(れんか)は小学生。ある日、教室の女子のグループが『えんぴつはなぜこぶがあるのか?』という話題で盛り上がっていた。なぜこぶがあるのかという発想は蓮花にはなかった。どんどん気になる蓮花は、お母さんに聞いてもらうことにした。

母「うーん、あの話は赤ちゃんのころから聞くもんじゃないかしら」

しかし、蓮花は納得がいかなかった。そこで、図書館で少し大きめの本を見つけ、何週間にも渡って読みあさった。そんな中で彼女は、『ちばらたん因縁物語』という本を手に取った。

それは古くから伝わる物語で、現在も残るちばらたん神社裏にある道に因んで名付けられたものだ。ちばらたんは藍染めの染物工場で働く女性、そして因縁成就の神様、そのどちらかである。めったに縁起物として見かけることがない不思議な名前だが、蓮花は不思議な響きに心惹かれた。

まもなく入学式がやって来た。蓮花は入学式の日になると、普段は食べないコロッケを食べることにしていた。しかし、当日朝、コロッケを焼き上げる前に、食材がなくなってしまう。どうしよう、明日は晴れじゃないか、コロッケは必要だ!両親に事情を話した蓮花は、緊急事態に備えてお握りを持たせてもらった。

そして、入学式当日。蓮花はお握りを食べながら、一人入学式に出席していた。すると、すごく面白いお話をする男の先生がいて、蓮花は興味津々にノートに書き留めた。

翌日の帰宅後、蓮花はコロッケを求めて町を駆け回り、最後には立ち上がってしまうほど疲れた。ですが、仲良しのクラスメイトたちが、コロッケを持って迎えに来て、うれしくて泣いてしまいました。

翌週、クラスで話題になっていたのは、蓮花がご馳走になったコロッケを食べたという噂。そんな中、女子グループの一人が『えんぴつはなぜこぶがあるのか?』と聞いてきた。こんな大変な出来事を超えてきたんだから、蓮花はそんな些細なことじゃ心を動かされませんでした。彼女はグループの皆さんに、『ちばらたん因縁物語』の話をして、感動を与えました。

■この小説のちくわ様自己採点
感動的:7
笑える:2
悲しい:0
夢がある:8
怖さ:0
合計点:17

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