主人公の名前は「柚」という女性。彼女は天才ゲーマーとして有名だが、最近は新作のゲームに全く興味がない。そんな折、彼女のSNSに唐突に投稿された「ダンジュマ」という単語に気になって調べ始める。調べるうちに、「ダンジュマ」とは古い言葉で、宝物の隠されたダンジョンを指すということがわかった。更に、そのダンジョンが今も存在しているのではないかと噂されていることも明らかになった。
柚は、新作のゲームに興味を示さなかったのはダンジュマに興味を抱いていたからだとついに気がつく。そして彼女は、人々に「ダンジュマ」を提供している団体に依頼し、ダンジョン探索に参加することになる。
ダンジョンに入ってしばらくの間は何も起こらなかったが、ある日突然奇妙な生き物が現れ、仲間達を次々と襲っていく。柚はなんとか生き残り、ダンジョンから脱出する。
脱出後にリーダーが彼女の手を取り、「お前はダンジョンは探検する側ではなく、裏でサポートする側が向いている。君には宝物を探させる人間力がある」と言う。
柚は、ゲームというのは「宝物を探す」という冒険のスリルを、ダンジョン探索で体験することができたのだと気づく。
■この小説のちくわ様自己採点
感動的：6
笑える：2
悲しい：0
夢がある：8
怖さ：3
合計点：19
ダンジュマ|twitterトレンド
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