朝のサラダについてエッセイを読んだ女子大生・佐々木琴美は、飲むサラダに興味を持った。翌朝、琴美は家で冷蔵庫を開けてみると、サラダ用の野菜がないことに気づいた。急いでスーパーに行き、サラダを作ろうとする琴美だったが、野菜売り場は既に売り切れだった。仕方なく、琴美は自宅にあったバナナ、パイナップル、スピルリナ、キウイをミキサーに入れ、飲むサラダを作ることにした。琴美が飲むサラダを飲んだ瞬間、周りの世界が変わった。時間がゆっくりと流れ、琴美は急に強風に襲われた。そのとき、琴美が目を開けるとそこは美しい海岸線が広がる海辺だった。琴美が見た光景は、夢の中の出来事だと思われたが、実際に行ったことのない場所だった。そこにはかつて、琴美が学んでいた、逝きし世の春の舞台を思わせる風景が広がっていた。琴美は、運命のように感じたこの出来事を記念に”ドリームビーチ”と名付けた。
■この小説のちくわ様自己採点 感動的:[5] 笑える:[0] 悲しい:[0] 夢がある:[8] 怖さ:[0]. 合計点:[13]
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飲むサラダで朝をあざやかに|twitterトレンド
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