主人公の名前は「早苗」。彼女は小説家を目指しており、ある日、小説家の先輩である「中島」と食事をすることになった。中島はとても怖がりで、食事中も「あの時の事件はまだ解決されていないんだよね…」と囁く。早苗は中島の話を聞きながら、自分でも事件というものを書いてみたいと思う。
その後、早苗は図書館に足を運び、様々な事件の資料を集め始める。そこで偶然見つけたある本に目が留まる。それは「死神の手紙」という小説だった。
早苗はその作品にとても感銘を受け、自分でも「死神の手紙」をモチーフに小説を書くことに決めた。しかし、ある日、早苗が書いた小説が現実に起こってしまった。
「死神の手紙」に書かれた通り、ある人物が突然亡くなったのだ。それ以来、早苗は怖くて家から一歩も出られず、中島に相談する。
中島は早苗に、「あなたが書いた小説を読んだ人物が、その内容を真に受けて行動したのかもしれない。だから、あなたが書いた小説のようなことが現実に起こる前に、早く解決策を書いて読者に伝えるのだ」とアドバイスする。
早苗は中島の言葉を信じ、いつもの風変わりな固有名詞を使った小説を書き上げる。結果として、早苗が書いた小説を読んだ人々の間で事件は起こらなかった。
早苗は、書くことの力を感じ、小説家としての道を歩む決意を固めた。
■この小説のちくわ様自己採点
感動的：7
笑える：2
悲しい：2
夢がある：9
怖さ：6
合計点：26
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