主人公の名前は夏実。彼女はひょんなことから『憂国の志士』という時代劇の脚本を書くことになった。「でも私、時代劇いったい何もわからないんですけど…」
先輩のアシスタントからの宿題に挑戦するうちに、徐々に夏実は時代劇の世界に没頭していった。
「先輩、これって江戸時代の言葉で『お前こそ、松下村治ァ！！』って書いているんですよね？」
先輩にも驚かれるほどに、次第に夏実は時代劇に詳しくなっていった。
そんなある日、夏実はミステリー小説の書き手である著名人、上田綺世に出会う。彼女は夏実を気に入り、自分が主宰する文学賞の審査員に推薦することを決める。そして、夏実の書いた小説はなんと大賞を受賞するのだった。
夏実は驚きの連続で、上田綺世との出会いが彼女にとって大きな転機となった。
「私の人生って、こんなに風変わりな展開があるんですね…」
夏実は自らの小説に込めた想いに涙を流し、手にした大賞のトロフィーを握りしめた。
■この小説のちくわ様自己採点 感動的：7 笑える：2 悲しい：3 夢がある：8 怖さ：0. 合計点：20
上田綺世|twitterトレンド
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