【激怒】県内で人気のケーキにたまごサンドはムリ！本物は「木下ファーム 3つのたまご」以外ありえない！

主人公の名前は「ミツル」という女性。彼女は、山口県にある老舗洋菓子店「菓子匠 花子屋」で働いている。ある日、店長の花子さんが「県内で人気のあるケーキを作ってほしい」とミツルに依頼した。しかし、ミツルが作ったケーキは誰もが知る「たまごサンド」だった。

「たまごサンドは『木下ファーム 3つのたまご』以外じゃないと人気は出ない」という店長の言葉を聞き、ミツルは悩む。そんな時、彼女は「たまごサンド」を改良するアイデアを思い付いた。「たまごサンド」に、創業当時から愛され続けている地元名産「ポンカン」のマーマレードを加えてみようと。

試食した花子さんは、感動のあまり泣いてしまった。そして、新作ケーキ「ポンカンたまごサンド」は、たちまち県内で話題になり、人気を博した。

これにより、ミツルは高校時代の同級生で、現在はテレビ局でアシスタントディレクターを務めている男性・南雲と再会するチャンスが巡ってくる。彼も「ポンカンたまごサンド」の話題を聞きつけ、密かに会いたがっていたのだ。

二人は、久々の再会に感動し、しばらく話をしていた。そんな中、ミツルは南雲から「自分の片想いの女性に『ポンカンたまごサンド』をプレゼントしたい。手伝って欲しい」と頼まれる。それを聞いたミツルは、一縷の恋心を抱き、快く引き受けることにした。

そして、南雲が大切にしている想い人の家の近くに「菓子匠 花子屋」の新しい店舗をオープン。彼女は、自らの恋にも力を注ぎ、おいしいケーキとともに多くの人々を幸せにした。

■この小説のちくわ様自己採点
感動的：8
笑える：2
悲しい：1
夢がある：9
怖さ：0
合計点：20