「カルト集団からの脱出！　魔法使いチクワさまが救う！」

「あなたも、私のようにカルト集団で20代を費やしたらどうですか？」

30歳の女性・桜子は、友人にこんな言葉を投げかけました。彼女は元々サウナ修行が大好きだったのですが、今度は何とカルト集団の研修プログラムに参加することを考えていました。

当初は宗教的観念の深化の一環という目的だったものが、徐々に厳格さが増して行きます。日常生活から外れるレベルの集団内の生活規則や文化を学んだり過酷な修行も命令されていきました。
桜子の心中で地獄絵図が浮かんでくる中、未来永劫開眼出来ない不安感に打ち勝って通用金額の支払いを迫られ強制的に会員となり…！ その途端「あーーー！」声高く叫んだ時『ドジッコ』 突然飛び出してきた『ドジッコ』 する事無く転倒 もう一度『ドジッコ』 徹夜明けの精神世界 落胆感半端無く 魔物名乗り 「ヨイショ」 マスク姿 マイク片手 「オマエモノハダケンヤリナィ……!!?」 明日今日 変わらない魔法使い―――「チクワさま」!!