主人公の名前は「蒼川十三」。彼はセルフカット禁止というニュースを聞きつけ、ある病院に向かった。病院についた彼は、古びた建物の中を進んでいき、最上階の一室に辿り着いた。入り口の前には「カットしてもいい世界」の看板が掲げられていた。
彼は扉を開けると、そこには黒いフードを被った男性と、テーブルの上には大量の髪の毛が散らばっていた。
男性は彼に「ようこそ。君も、セルフカット禁止令に悩んでいたのかい？」と声をかけた。
蒼川十三は、どうしてここに自分がいるのかわからなかったが、男性の話を聞くうちに、この場所が髪の毛を切り放題にする髪喰い集団のアジトであることが分かった。
男性は彼に誘いをかけ、彼もまた、新しい髪型を切りたいという願望が芽生え始めた。そして、彼は正気じゃないと思いつつも、半ば無理矢理に髪を切られた。
それからというもの、彼は髪がのびたらまたここに来ると決心した。そして、彼の中で新しい髪型での新しい自分が誕生した。
【ジャンル】日常系【作者】ちくわ
【感想】 笑える：6 夢がある：8
【合計点】14
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