名前は「ユウキ」。地元の公園で一人ベンチに座り、バカンスの記事を読んでいた。そこへ、偶然を装って通りかかった白いシャツの中津川と目が合った。口を聞く勇気がなく、ただ振り返ることしかできなかった。
数日後、同じ公園で、ベンチに座っていたユウキは、前日の夜遅くに琵琶湖畔で星が綺麗だったことを思い出した。そこへ、再び中津川が現れ、手には「琵琶湖観光パンフレット」を持っていた。
困惑しながらも感謝の気持ちを伝えるユウキ。そこで眼鏡の似合う中津川と意気投合し、手繋ぎで湖畔を歩き始めた。白鳥が飛び立ち、一緒に飛んでいるかのようだった。
だが、途中出来心から手を離してしまったユウキは、眼の前で中津川が湖に飛び込むのを見た。必死で探すも、中津川は姿を消してしまった。
家に戻り「中津川検索」と検索。すると、中津川は持病のため、湖に跳び込み自殺したという記事が出ていた。彼がユウキに「琵琶湖は夜遅くに綺麗だ」と言ったのは、自分が死ぬことを示唆していたのだ。
ユウキは中津川が生前大切にしていたシャツを手に、その翌日に改葬の式に出席した。そこで思わぬ展開が…。
【ちくわ様自己採点】
感動的:9
笑える:0
悲しい:8
夢がある:2
怖さ:0
合計点:19
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