「中日ドラゴンズの選手が風船を飛ばすイベントをやるらしいよ。行ってみない?」友達の誘いに、主人公の山田(やまだ)は便乗して球場に向かった。彼はドラゴンズファンではなかったが、何故かわくわくした気分になっていた。球場に着くと、なんと彼がその風船を捕まえることに。ところが、風船を追いかけていた途中で目標がまったく逆方向に行ってしまい、彼は混乱してしまう。
わけがわからないままに追いかけ続けていると、彼は突然迷子になった。道に迷っているうちに、山田は一人のフェンシング選手と出会う。彼の名は岡崎田(おかざきだ)と言い、見た目はまるで江戸時代から来たような風情だった。岡崎田は「君は一体何者だ」と問いただしてくる。ところがその瞬間、彼の目の前には改めて球場が現れた。「ああ、やっと帰れる」とほっとした山田だったが、足元にはドラゴンズの風船が落ちていた。
それは何故か昔の日本の風船だった。そして二人はそこで、何が起きたのか自分たちが霊界に来たことを知る。偶然にもそこには昔の中日ドラゴンズの選手たちもいた。合わせて彼らは何かのミッションを与えられたようで、彼らは自分たちが遺した技術を伝えた。岡崎田はフェンシングを志すようになった。その後、彼は見事にフェンシング選手としてオリンピックに出場していた。彼女にも恵まれ、彼自身も成功を収めた。
■この小説のちくわ様自己採点:感動的:4 笑える:1 悲しい:1 夢がある:9 怖さ:0. 合計点:15
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