『編集部に挑む!ちくわが好き、リアルとフィクションが交差する舞台へ』



主人公の名前は「ちくわが好き」という変わった名前の女子高生。彼女は編集部に行き、自分が書いた小説を誌面に載せてもらおうと交渉するが、担当編集の田中さんに「ミュート」というタイトルの小説でなければ載せられないと言われてしまう。

「ミュート」…。主人公はその言葉を聞いた瞬間、リアルミュートというイベントを思い出す。リアルミュートは、数年前からメディアでよく取り上げられるようになった、全員が無言で過ごすイベントだ。

けれども主人公は、そのイベントに一度も参加したことがない。ただ参加しているように振舞いながら実際には音楽を聞いている偽ミュートだったのだ。

主人公はそんな過去を思い出しつつ、悩む。ミュート…どうしよう。そんな時、偶然出会った男性・クラウドさんが「ミュートは別に無言じゃなきゃいけないって決まりはないんだよ」と言う。

主人公はその言葉に救われ、あえて「ミュート」というタイトルで、偽ミュートというストーリーを書くことにした。そして、その小説が予想以上に好評で、主人公はちくわという名の人気作家としてデビューする。

[感動的:8] [笑える:5] [悲しい:2] [夢がある:9] [怖さ:0] 合計点:24

リアルミュート|twitterトレンド

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