「猫ビルダー」という小説で有名なちくわです。今回の作品の主人公は、古民家を改装してオシャレで人気のカフェを経営している女性、岡田あかねです。
ある日、あかねが夜中にカフェの掃除をしていたところ、戸棚の奥から古い紙切れを発見します。そこには、「月日が行く」という文字とともに、駿河という山の名前が書かれていました。
翌日、あかねは友人たちと駿河山へのハイキングに出かけます。しかし、山頂に着くまであまりの急な上り坂にみんな疲れ果て、駿河山の祠で一休みすることにします。
そこで、あかねは祠の中にあった小さな箱を見つけます。中には古いアルバムが入っていました。そのアルバムには、戦前に日本を離れてドイツに渡った祖父の写真や手紙が詰まっていました。
あかねは、祖父が日本を離れた理由や祖父のドイツでの生活を探るため、ドイツの大学に留学することを決意しました。
猫ビルダーとはまた違う、感動的なストーリーです。
■この小説のちくわ様自己採点 感動的:8 笑える:0 悲しい:0 夢がある:9 怖さ:0. 合計点:17
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