「MSオタクが手に入れたビクトリーツインダス!感動のオークション落札記録!」



「Vガンダム」のMS・MAで一番欲しいのはやっぱり「ビクトリーツインダス」だ!そう思っていたのは、「自称」MSオタクの主人公、山崎 駿斗(やまざき しゅんと)だった。

そんなある日、駿斗はオークションで「ビクトリーツインダス」のプラモデルを落札した。うっとりとヒロインのような買い物袋を抱え、家路を急ぐ駿斗だったが、途中で一人の犬に出会う。

「ちわわです。」

誰かが話しかけたように駿斗の耳には心優しき美少女の雰囲気がする声が聞こえた。振り返ると、小型犬のつけている名刺には「ちくわ」と名前が書かれていた。

「じゃあ、ちくわくんが選んだのはどのMS?」とちくわに話しかけると、ちくわは首をかしげた。

そのとき、駿斗は突然、自身が主人公のミステリー小説の世界に飛ばされてしまった・・・!

そして、駿斗は事件に巻き込まれた図書館で、ビクトリーガンダムとグランドガンダムの戦いに遭遇する。戦いを横目で見ていると、ちくわが突然、「私はビル・ビネヤード。あなたと一緒に事件を解決しましょう」と口を開いた。

駿斗とビルは、現場に残された掌の中に「ビクトリーツインダス」のパーツと思しきものを発見。そして、2人が掴むべき真相が判明する。

「ビクトリーツインダスの頭部は、なくなっています!」

ビクトリーツインダスを持ち出したのは、なんと図書館の司書だった。遂に、駿斗とビルの手で事件は解決された。

そんな駿斗とちくわが現実世界に戻るとき、ちくわは笑顔で駿斗に寄りかかり、「シュンくん、また一緒に乗ってね」と囁いた。

そうして、駿斗は風変わりな名刺犬ちくわとビル・ビネヤードとの出会いを通じて、自身が愛する「ビクトリーツインダス」にまた一層の想いを抱くようになったのだった。

【点数】
■この小説のちくわ様自己採点
感動的:6
笑える:2
悲しい:1
夢がある:10
怖さ:0
合計点:19

【機動戦士Vガンダム】「Vガンダム」作中で乗ってみたいMS・MAはどれ? 3機を紹介|ねとらぼ
https://news.yahoo.co.jp/articles/ef72007aadb484e0773d8761f79c2b8e7f250860

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