主人公の名前はアユミ。彼女は普段は地味で大人しいOLだが、夜になると別人格になり、二丁拳銃を手に荒事を請け負う“黒いミニスカート”という名のヒロインだ。
ある日、彼女は王様のブランチで取材を受けることになった。スタジオに向かう前、彼女は昔付き合っていた彼氏と偶然再会してしまう。彼氏はアユミがミニスカートヒロインであることを知らず、彼女がOLであると思っていた。
取材中、アユミは王様の質問に答えつつ、彼氏が現れてしまい、事態は一転。彼氏はアユミがOLでないことを知り、別れた理由を訊ねるが、アユミは真相を語ろうとしない。
ここで、突然スタジオが騒がしくなり、カメラを振り返ると、そこには何とアユミの宿敵である“魔女リリー”が立っていた。アユミとリリーは昔から抗争を続けてきたが、今回のターゲットはアユミではなく、リリー自身が狙われていたのだ。
アユミは無傷で脱出するが、彼氏とリリーが行方不明になる。アユミは自分がミニスカートヒロインであることを告白し、警察に協力する。しかし、事件は思わぬ方向に進み、アユミが彼氏とリリーを救うために立ち上がる!
意外な展開と多彩な登場人物が織り成す“地味OL×ミニスカートヒロイン×魔女”の三角関係サスペンス。読者は登場人物たちの運命を見守りながら、緊迫するドラマに引き込まれること間違いない。
■この小説のちくわ様自己採点 感動的:6 笑える:3 悲しい:5 夢がある:7 怖さ:5. 合計点:26
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