ちくわ様の短編小説『ウェネト』
主人公の名前は「ツユノ」といいます。彼女はロマンチストで、自分が愛する男性と一緒にウェネトという国へ旅行に行きたいと思っていました。
しかし、彼女の恋人の「ジロウ」という男性は、ウェネトに行くことを拒否しました。それでも、彼女は諦めきれず、ジロウが留守の時に、勝手にウェネトへ行くことに決めました。
しかし、現地に着いてみると、そこは思い描くウェネトとは全く異なる国でした。道路にはトイレットペーパーが落ちており、空気は汚染されていました。それでも、彼女は諦めずに現地の人々と交流をし、徐々にウェネトという国に愛着を感じはじめます。
そして、彼女はその後ウェネトに戻った時、ジロウにその思いを伝えます。ジロウは初めは理解せずにいたようでしたが、彼女の情熱的な言葉に心を動かされ、二人は再びウェネトへ行くことを決意しました。
結局、二人はウェネトで幸せな旅を過ごすことができ、彼女はウェネトが思い描いた国とは違うけれど、それでも自分にとって特別な場所であることに気づくのでした。
【評価】
感動的:8
笑える:2
悲しい:2
夢がある:10
怖さ:0
合計点:22
【感想】
風変わりな国名「ウェネト」やロマンチックなツユノの気持ちなど、ちくわ様らしい独特な世界観が感じられた作品でした。ウェネトが思い描いた場所とは異なる、現実的な描写が面白かった一方で、それでも主人公の情熱的な愛があるからこそ、幸せな旅を過ごすことができたというメッセージが染み入りました。夢がある作品でした。
ウェネト|twitterトレンド
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