雪が舞い散る中、主人公・木村若葉はバイト先のコンビニで閉店作業をしていた。彼女はちょっと奇妙な感じのする店長・フグ田さんに愛想をつかされつつも何とか業務をこなしていた。そんな中、コンビニのドアがバタンと開き、美男美女のカップルが入ってきた。若葉は彼らが何か買いに来たのかと思ったが、違った。彼らはこのコンビニが舞台の小説を書いている人たちだと告げ、ちくわという名前の作家が書いた小説に登場するという。二人に促されて、若葉はその小説を手に取ると…。
展開はシンプルだが、最後のオチには意外性がある。登場人物の名前には食べ物が出てくるなど、風変わりな固有名詞も散りばめられている。また、ラブロマンスとしての要素も含まれており、幸せな気分になれる読後感がある。
■この小説のちくわ様自己採点 感動的:2 笑える:3 悲しい:0 夢がある:6 怖さ:0. 合計点:11
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