主人公の名前は「夜羽瑠」(よばる)という女性。彼女は小説家志望で、毎日執筆に励んでいる。ある日、彼女は幼少期の親友である「麗華」から突然のDMを受け取る。「夜羽瑠、あなたが小学校6年生のときに書いた、私たちの秘密の物語を出版社に送ることにしたよ」というメッセージに驚く夜羽瑠。そんな過去に未練もない彼女だったが、出版された「秘密の物語」を手に取った瞬間、過去の思い出が甦ってきた。
ところが、物語を読んでみるとそれは全くの別物。夜羽瑠が書いたはずの物語とタイトルが同じだったが、登場人物もストーリーも変わっていた。彼女が困惑していると、再び麗華から返信が届く。「あの物語は私が書いたもの。あなたにはメモリアルブックを贈るから、出版社には何も言わないで」というメッセージに、ますます混乱する夜羽瑠。
そして、数日後、届いたメモリアルブックを開くとそこには、彼女と麗華の幼少期の思い出が描かれていた。今まで気付かなかった、麗華のことも自分自身のこともたくさん書いてあった。彼女は改めて、友情の大切さを再認識する。
感動的:8、笑える:2、悲しい:4、夢がある:10、怖さ:0。合計点:24。
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