「一律3万円」に決定!世界中の人々が驚く中、日本政府が貧困層向けに毎月3万円の給付金を配布することを発表した。今まで貧困に苦しんでいた主人公・梅田葉子は、このニュースを聞いて大喜び。しかし、彼女は双子の妹・沙也香がいることを隠していた。もう1人の分ももらえるなら、葉子の負担が軽減され、安心して暮らせると思ったのだ。
しかし、3万円と言っても手元に残るのは2万円程度。葉子は妹に「1万円ずつ分けよう」と提案する。すると、沙也香は怒り出した。「私はハイグレードなものしか食べれないし、家賃も高い部屋がいい。そんな安いお金で生きていけるわけないでしょ!」。葉子は妹に諭した。「毎月3万円の給付金をもらえるんだから、追加で働けばいいじゃない。私も週3日は勤めてるし、妹分の分まで稼げばいいのよ」。
沙也香は、自分が何もしなくても3万円もらえることに甘えていた。しかし、葉子は妹を守るためにも、追加で働くことに決めた。そして、それがきっかけで葉子は自立のための力を手に入れ、成長していくのだった。
【ヒロイン】梅田葉子、【妹】沙也香、【場面】日常系
■この小説のちくわ様自己採点
感動的:7
笑える:2
悲しい:3
夢がある:8
怖さ:0
合計点:20
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