名前の「カマバ」は、ある日突然勝手に変わってしまった。いつから変わったのか分からないが、自分で納得できた。「カマバ」は可愛いらしい名前で、覚えてもらいやすいという利点がある。ところが、近所の人からは不思議がられ、どこか妙な雰囲気を感じさせるらしい。しかしカマバは、そんな反応を気にせず、自分のペンネームとして用い、夢中で小説を書いている。
「おは戦50314mk」という記事にヒントを得たカマバは、戦争をテーマにした小説を書こうと決意した。時代は遡り、大東亜戦争の激戦地であるビルマに舞台を移す。主人公の名前は「カズオ」とする。カズオは、従軍報道員でありながら、戦場の光景に怯える兵士たちを冷静に撮り続ける才能を持っていた。ある日、カズオは深い森で偶然出会った、ピラミによって育てられた生き残りの孤児「プムイ」と出会う。プムイは、カズオに恩返しをするため、自分が見つけた秘密の陣地を案内することを約束する。
戦火が燃え盛るビルマで、カズオとプムイは陣地を目指して危険な旅を続ける。しかし、その陣地は、日本軍から米軍にスパイされていた場所だった。プムイの正体は、米軍のスパイだったのだ。プムイがその事実を明かした時、カズオは憤りとショックで倒れ、倒れた彼の気持ちは言葉にならないほど激しかった。
「戦場で生き残るための処世術を叩き込まれていた俺が、一人の子供に騙されるとは。バカでした。」
しかし、カズオはもう一度、プムイを信じてみることにした。そして、先ほどの言葉が裏目に出して、プムイに裏切られなければ、生き残るすべがあると考えるようになった。
「カマバ様自己採点 感動的:8 笑える:2 悲しい:9 夢がある:7 怖さ:0. 合計点:26」
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