「リミチケ」という言葉に込められた、ちくわの切なる想いとは？【注目の話題作家が語る異世界ファンタジー小説の秘密】

「リミチケって何？」と、久しぶりに会った友人が問いかけた。
「それは・・ねえ・・ちょっと難しいんだけど・・」
私、ちくわは困ったように友人に答えた。もちろん、私はリミチケが何なのか知っていた。それは、この町でも有名な、ある競技大会の券であった。
でも、私が言いたいことはそれではなかった。
「それって、もしかして・・愛のパスポートのこと？」と、私は続けた。すると、友人は驚いたように首をかしげた。
「え、愛のパスポートって？何それ？」
「うん、だから、そっちの方がリミチケと名乗っていると聞いたことがあるんだけど・・」
友人は混乱した様子で、私はひそかに自分の小説の材料を得たように思った。

【自己採点】
感動的：4
笑える：7
悲しい：1
夢がある：8
怖さ：0
合計点：20