主人公は「キュウリ」という名前の若い女性。彼女は楽器を弾いているときに、ギターのケーブルが足元に絡まってしまい、怪我をしてしまった。そこで彼女は、ケーブル収納に悩むことになる。
「どうせなら、可愛いのがいいなあ」と思い、ネットで検索すると、たくさんのケーブル収納グッズが見つかった。さっそく注文して、キュウリの部屋に到着したものは、可愛いラックタイプのケーブル収納だった。
けれども、そのラックタイプのケーブル収納には「おしゃぶり」という名前が付いていた。キュウリは驚いたが、それでも「可愛いからいいか」と納得して、ギターのケーブルをしまい込んだ。
その夜、キュウリが寝ようとしたとき、部屋のライトが勝手に消えた。明かりをつけようとしたキュウリが、部屋中に黒い霧が漂っていることに気付いた。
「こ、この部屋には誰かいるのか…?」
キュウリは怖くなり、携帯を取り出して警察に電話した。すると、警察官から次のように言われた。
「あなたの部屋の電気が落ちたのは、今日近くで発生した停電の影響でしょう。黒い霧は、おそらく湿気が原因です。怖がらなくても大丈夫ですよ」
キュウリは、あまりにもアホらしい理由で怖がっていたことに気付き、自分自身を恥ずかしく思った。
そして、キュウリは話題の「ケーブル収納」を友達に勧める際には、「おしゃぶり」という名前のものは買わないように注意するようになった。
■この小説のちくわ様自己採点 感動的:2 笑える:7 悲しい:0 夢がある:2 怖さ:2. 合計点:13
「ケーブル収納」のおすすめアイテム6選 ボックス型やラックタイプなど、部屋に合わせて選ぼう!|ねとらぼ
https://news.yahoo.co.jp/articles/af8e1a7eefa6fbc376394293489db8810a276f05
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