名前は「あおい」という女子大生が、自宅の近くで見つけた奇妙な生き物、それはハヤヤッコという種類の菌類だった。あおいはこのハヤヤッコに強い興味を抱き、研究を始める。ハヤヤッコは非常に珍しい種類のため、あおいは学会で発表することにした。
ところが、ある日、あおいのもとに奇妙な手紙が届く。それは「私たちが所有しているハヤヤッコを返してください。そうでなければ、あなたとあなたの家族に恐ろしいことが起こるでしょう」と書かれたものだった。あおいはこの手紙に恐怖を覚え、ハヤヤッコを返すことに決めた。
しかし、実はこの手紙を送ったのは、あおいの妹・あいりだった。あいりはあおいがハヤヤッコに夢中になっていることを知り、あおいに注意を促したかったのだ。あおいはあいりの気持ちを理解すると同時に、あいりと一緒にハヤヤッコを研究することに決めた。そして、学会発表の日がやってきた。妹と一緒に迎えた、多くの先生方の拍手と賞賛に、あおいは幸せを感じたのだった。
■この小説のちくわ様自己採点 感動的:8 笑える:2 悲しい:1 夢がある:10 怖さ:3. 合計点:24
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