主人公の名前は「夏実(なつみ)」。彼女は母親が経営する芸能事務所に勤める才能マネージャーである。ある日、ミリオンキャスティングというプロジェクトに選ばれた数十人の才能が一つの舞台で競演することになった。夏実もそこで目を離すことができない上位10人のスターたちを抱え、母の後を継ぐため、彼女は必死になってプロデュースを行った。
しかし、舞台当日、トップスターの一人である「カレン」「まなみ」といった有名人たちは、いつもと違ってショーではなく、自分たちの持つ才能の思い出について話すことになった。すると、カレンがキューティーハニーの歌に合わせて踊り出し、まなみもフラメンコを踊り始めた。そして、一番最後に「故郷」を歌う夏実。彼女は誰にも知られていなかった、母親が作曲したこの歌を歌うことになった。聴衆からはどよめきとともに一斉に拍手が鳴り響き、夏実も勢いに乗って声を大きく張り上げた。ラストシーンには爽やかな風が吹き、聴衆全員が彼女たちを称えていた。
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