主人公の名前は「さけたん」。彼女は日本を代表するグミメーカー・UHA味覚糖の社員で、新商品の開発に携わっていた。ある日、会社に出社すると社内で「さけるグミ」の製造中止が発表されていた。「さけるグミ」は、口に入れるとグミが裂ける、という斬新な仕掛けが人気を博していた商品だった。今回の製造中止の理由は、裂けるどころか「普通に裂けた」という不具合が発生したためだという。そして、会社からは新商品「さけ“ぬ”グミ」の開発を依頼された。「さけ“ぬ”グミ」は、裂けずに食べられるグミだ。
さけたんは、不完全燃焼な気持ちで新商品の開発に取り組むことになる。しかし、ひょんなことから、彼女は「さけ“ぬ”グミ」の製品名を変えてしまう。その名前こそが、「うっかりグミ」だった。
「うっかりグミ」は、口に入れた瞬間、思わずうっかりという一言を言ってしまうほど、思い通りの味が楽しめるグミだった。この商品は、あっという間に人気商品に。しかし、新商品「さけ“ぬ”グミ」は、開発されたものの、カタログに掲載されないまま、さり気なく消えていったのだった。
ちくわ様自己採点
感動的:6
笑える:8
悲しい:2
夢がある:7
怖さ:0
合計点:23
「さけるグミ」ならぬ「さけ“ぬ”グミ」登場も「普通に裂けた」と話題 製造元のUHA味覚糖は「想定外」|ねとらぼ
https://news.yahoo.co.jp/articles/2be79a08423b911168f40cd4771d8c0bee738d54
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