主人公の名前は藤井みどり。彼女は小説家志望で、一つの作品を完成させるためにもがき苦しむ日々を送っていた。ある日、彼女は自分の部屋で不思議な存在に遭遇する。それは、死んでしまった祖母の霊だった。祖母はみどりに、次に描く小説のテーマを教えるとともに、みどりが書く小説の中で自分を生き返らせてほしいと頼んだ。みどりは、祖母がいいように嘘をついたことに憤りながらも、彼女の言葉に従い、その日から祖母をゴーストライターとして小説を書き上げていく。祖母の手によって描かれた小説は、人気作家としてみどりを引っ張り立てた。そして、小説の最後には、祖母が自分に与えた最後の思いが込められていたのだった。
【キーワード】藤井みどり、祖母、ゴーストライター、小説、人気作家
■この小説のちくわ様自己採点
感動的:8
笑える:2
悲しい:5
夢がある:9
怖さ:0
合計点:24
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